世界最大の居住用クルーズ船「M/S The World」で働いていましたが、解雇されました。

北米

※MS The World ©️2020 Mike Peel

MS The Worldは居住用クルーズ船です。アパートメントは500万ドルから2000万ドル以上で販売されています。

私は超富裕層の住人やオーナーたちとゴルフをしたり、スポーツ観戦に行ったりして多くの時間を過ごしました。

2026年5月下旬投稿

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どんな仕事でしたか?

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私はスポーツ・ゴルフ担当マネージャーでした。寄港時のゴルフイベントを企画し、オーナーに希望があれば、その他様々なスポーツイベントも企画しました。

職歴ですが、大学時代はPGAゴルフプロでした。その後、ノルウェージャン・クルーズラインで4年間勤務し、アメリカ空軍で航法士として7年間勤務しました。軍を退役後、MS The Worldに採用されました。

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どうやって採用されたのですか?

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ノルウェージャン・クルーズラインで働いていた時の上司の推薦です。人事部にSkypeで面接を受け、フロリダのオフィスに呼ばれ、経営会社の社長と面会し、副社長とも昼食をしました。その2週間後、ロンドン(当時船が停泊していた港)に呼ばれ、乗組員たちとゴルフをしました。そして、ついに採用が決まりました。

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何でクビになったの?

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船内で客室係の女性と付き合い始めました(許可されていました)。彼女はブラジル人で、めちゃくちゃセクシーでした。トラブルで私が平手打ちされたことを知った人事部は、彼女と私を解雇したのです。

職場恋愛なんてやめた方がいいのに。

普通ならそうだね。でも、1年のうち8ヶ月も航海に出ていると…運に任せるか、禁欲生活を送るかのどちらかしかない。僕は前者を選んだよ。(笑)

MS The Worldで一番気に入ってた点は?

旅程は最高でした!旅行用クルーズ船とは違い、最低でも3日間、たいていは5日間、時には2週間も港に停泊しました。さらに、年に2回「探検」ツアーがあり、専門家、博物学者、冒険コンサルタントなどが同行し、ボルネオ島や南極大陸などを案内してくれました。

MS The Worldで嫌だったことは?

旅客船の給料は海運業界では悪名高いほど低いです。この船は他のクルーズ船よりは高い給料を乗組員に支払っていたものの、それでも決して良いとは言えませんでした。とはいえ、私はアメリカ人なので、給与水準は多少マシです。それ以外の嫌な点は特にありませんでした。

あなたの後任は雇われたのですか?私が雇われたい!

私が解雇されたのは8年前ですが、4ヶ月後くらいに後任が決まりました。それ以来、空きはありません。でも、目を離さないでくださいね(笑)。

船で、若い女性や性労働者の人身売買を目撃しましたか?麻薬取引等に関係する怪しい人物を見かけましたか? 

絶対にありえないです。まず、厳格な審査を経なければ船に乗ることはできません。人身売買の被害に遭っている女性はすぐに特定されるでしょう。さらに、入国管理局と税関職員が船に乗り込み検査します。

また、現居住者の承認がなければ、住居の購入は認められません。ここは小さなコミュニティなので、良い人たちだけで構成していきたいのです。

居住区はどんな感じ?

以前、私のゴルフ仲間だったご夫婦の居住者が招待してくれたんです。ちょうど有名なインテリアデザイナーによるリフォームが終わったばかりで、とても上品で豪華でした。

私が働き始める前、あるアラブの居住者が11階デッキの片側全体を購入し、造船所の工事期間中にすべての隔壁(壁)を取り壊しました。完成時には約5000平方フィートの広さになったそうです。彼は売却時に壁を元に戻す費用も負担しました。

乗務員の部屋はどんな感じですか?

小さいけれど快適でした。階級によって、フルサイズのベッドかダブルベッドが用意されます。中には二段ベッドで、1つのキャビンに最大4人まで寝泊まりするクルーもいます。私は幸運にも個室を与えられ、毎日掃除してもらえただけでなく、洗濯までしてもらえました。本当に贅沢でした。

旅行はクルーにもとびきり素敵な体験をさせてくれました。モルディブの無人島でのビーチパーティー、ペトラ遺跡の見学、ドバイの砂丘でのドライブ…挙げればきりがありません。

階級格差の大きさについてどう思いますか?例えば、何千万ドルもかけてアパートを買う人たちがいる一方で、貧困で亡くなる人もたくさんいる。居住者たちが、悪い人たちだと感じたことはありますか?

それは良い質問ですね。結論を言うと、私はクルーズ船の住民を身勝手で悪い人だと思ったことは一度もありません。

確かに、クルーズ船の部屋代-2000万ドルあれば、複数のホームレスシェルターやフードバンクを開設できるでしょう。文字通り、多くの命を救える力を持っている人が、その力をクルーズ船の部屋代に費やしています。意識的に自分を他者よりも優先していると言えますね。

それでもなお善良な人だと言えるのか、私には分かりません。あなたの気持ちが間違っているとは言いませんよ。

ただ、多くの住民は独自の慈善財団を設立していたり​​、何らかの形で慈善活動に深く関わっています。私たちも発展途上国を訪れた際には、寄付をしました。

では、オーナーの慈善活動の一例を挙げましょう…

  • 自身の財団を通じて2億ドルの資金を投じ、退役軍人のホームレス問題に取り組むための不動産購入事業に着手した。
  • 過去10年間で、オリンピック選手を直接支援するために数千万ドルを拠出した。
  • 高度な設備を備えた個室型病院の建設を支援し、乳がんをはじめとする様々な健康問題に関する研究に資金を提供する医療財団を設立した。

あなたがどう思うか知らないけど、オーナー達が2000万ドルでクルーズ船の部屋を買いたいなら、私はそうすればいいと思います。

別の投稿で誰かが「自分自身や愛する人が癌になるまで、誰も癌患者を気にかけない」と言っていました。確かにその通り、それが人間の本質です。もし私たちが常にそういったことを気にしていたら、とても憂鬱な人生になるでしょう。

私たちは皆、他人よりも自分を優先しがちです。他人を温めるために自分のコートを燃やすわけにはいきません。そして、これは古典的な哲学的議論につながる点です。

あなたがどこの国に住んでいるかは知りませんが、あなたの給料や生活水準は、ある人から見れば贅沢に見えるでしょう。そして、その人はあなたに「私は1日1食も食べられないのに、どうしてあなたは3食も食べられるの?」と言うかもしれません。

ブラジル旅行中に会った、アマゾン川でピラニア釣りをするイギリス人の紳士の話です。とてもフレンドリーで、ブラジル人の個性的な女性と結婚し、「MS The World」という船に住んでいました。彼は、船を所有するには基本的に誰かと知り合いで招待される必要があると言っていましたが、本当ですか?

その通りです。アパートを購入するには、誰かのスポンサーが必要です。

しかし、知り合いがいない場合は、管理会社の営業チームを通じ、購入希望者の純資産を審査した後、現オーナーのボランティアを紹介してくれます。購入希望者は、そのオーナーのゲストとして数週間滞在するのです。最終的に、購入希望者とオーナーの両方が、コミュニティに合うかどうかを判断します。

ある購入希望者は、有名すぎるという理由だけで拒否されました。どうやら、一度だけの事例ではないようです。

つまり、お金が十分にあるだけではダメなんですね。

超富裕層は、一体何を楽しんでいるのでしょうか?きっと物には飽きているでしょう。寄付以外で、彼らに真の幸福感をもたらすものは何なのでしょうか?

知識です。

彼らは講演者や専門家などを招いて講義をしてもらうために多額の費用を費やしました。さらに、年に2回「探検」を行いました。南極、ボルネオなどです。探検中は、植物学者やナショナルジオグラフィックの野生生物専門家などを招いて、彼らに指導や助言を求めたのです。

他には、人里離れた場所への訪問も挙げられます。以前、オーナーグループに同行してインドネシアの非常に人里離れた村を訪れました。その部族は訪問者を受け入れることに慣れていませんでしたが、盛大に歓迎してくれました。村へと続く道の両側に、村人全員が長蛇の列を作って出迎えてくれたのです。その列の最後には村長がいました。彼らは私たちのためにダンスの儀式やボートレース、そして素晴らしいごちそうを用意してくれました。私たちにとっても村人にとっても、最高の思い出となりました。あの時のことは決して忘れません。

居住費用とは別に年会費はどれくらいですか?。きっと目が飛び出るほど高いんだろうな。

以前、購入価格の5%が年間費用だと聞いたことがあります。その費用には、飲食費、メンテナンス費、燃料費、乗務員の給与などが含まれます。

高級ホスピタリティ業界への参入を目指す人に、どのようなアドバイスをしますか?

人脈が大切です!私がこの仕事に就けたのは、知り合いのおかげなんです。この船は採用されるのが本当に難しく、コネがほぼ必須です。それに加えて、仕事の能力も非常に高くなければなりません。

居住者の中に共感力のある人はいたの?

実際、大半はとても素敵な人たちでした。彼らの多くは、自身が運営したり設立したりした大規模な慈善団体を経営していました。

今は何をしていますか?

私は現在、軍事海上輸送司令部で甲板士官兼航海士を務めています。また、海軍予備役として海軍救助隊員および戦略海上輸送士官も務めています。

趣味は?

スカイダイビング、​​パイロット、スキューバダイビング、​​バイク、旅行(当然)、サーフィン、そしてスペイン語の学習に惨めに失敗すること。

船上ではどのような緊急事態が発生しましたか?

約8年間海上で過ごしてきましたが、驚くなかれ、これまで本当の緊急事態に遭遇したことは一度もありません。そして、このままの状態が続くことを願っています…でも、いつかは起こるでしょう。

年齢はおいくつですか?そして、いつ頃退職する予定ですか?将来、娘さんや(おそらく)孫たちと暮らすために、娘さんの近くに引っ越す予定はありますか?

私は44歳です。55歳くらいで退職する予定です。どこに住むかはまだ決めていません。私はずっと同じ場所に留まるのが苦手なんです。

今のところ一番考えているのは、ボートを買って、娘が住む予定のロサンゼルスに常備することです。そうすれば、頻繁に大きな旅行に出かけることもできます。

食料の調達はどのように行われたのですか?ほとんどの住民は従来のクルーズのようにダイニングルームで食事をしたのでしょうか、それとも各自の居住スペースで自炊?

どちらもです!

船内にはレストランがいくつかあり、たいていは滞在先の地域に合わせてメニューが変わります。でも、すべてのアパートメントにはキッチンが付いていて、食料品を買いたい場合は、船内にデリもあります。もちろん、彼らはよく陸上で食事をしていました。

オーナー層はどんな人たちが典型でしたか?私のイメージでは、裕福な退職者ばかりです。

まあ、間違いなくお金持ちじゃなきゃダメだったね!多くは退職者だったけど、現役の専門職の人も結構いました。

居住者の約65%がアメリカ人、25%がイギリス人で、残りはその他諸々でした。

一番若いカップルは30代で、二人とも弁護士。彼らは年間約2ヶ月だけ船上で過ごしました。

※元の投稿 https://www.reddit.com/r/AMA/comments/1tl3s8r/i_worked_for_and_eventually_fired_from_ms_the/

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